以前の記事 「JRE が単体で配布されなくなった理由」 では Java アプリケーションに軽量化した JRE をバンドルする配布方式について紹介しました。
従来のシステムワイドに Java をインストールする方法では、 一部のアプリケーションの都合で Java のバージョンを据え置かなければならない状況を生むことがありました。1 つのアプリケーションが新しいバージョンの Java で動作検証されていない、 たったそれだけの理由で古い Java が使われ続けるなんてこともあったのです。古いバージョンの Java がシステムに居座り続けていると、 当然、 悪循環に陥ります。
「すでに Java 5 がインストールされているから新規アプリも Java 5 で作ってね!」
もうこれ一生抜け出せないパターンじゃないですか…。